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by astrokcao
| 2016-04-29 13:10
| 太陽写真
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昨日は、久しぶりに晴れ間がのぞき、たくさんの人が被災ゴミの搬出に追われていた。
そこで、地区内のごみステーションをきれいにしておこうと、消防団や自治会役員に呼び掛けてトラックでの搬出を行った。2トン車が必要だったので、天文仲間のY氏にお願いして持ってきていただいた。遠いところからありがとうございました。放送で呼びかけたので、結構たくさんの協力があり2時間ほどで終了した。見違えるようにきれいになり、生活ごみの回収ができるようになった。
残る当面の問題は、自治会独自に設置した被災ゴミの仮置き場だ。そこで、市役所本庁に電話をして担当課を教えてもらった。廃棄物計画課というのだそうだ。すると、意外な事実が判明した。自治会長がこの仮置き場を設置する際に、総合支所や南区役所には知らせてあり、感謝されたのだそうだが、廃棄物計画課には連絡がなく仮置き場として登録されていなかったのだ。びっくりしながら、仮置き場の登録をして回収のお願いをした。併せて、衛生面から消毒のお願いもしておいたが、なかなかまだそこまで手が回っていないようだった。
とりあえずこれだけのことをしてから、公民館へ向かった。すると、公民館の駐車場に避難している人の飼い猫「つくだに」がいた。人を恐れないでっかい猫で、なかなかいいなあ。ホッとするひと時だった。


昭和のにおいがしっかりとするきかいだ・・・ 他にも、色々と出てきていた。


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by astrokcao
| 2016-04-27 08:52
| 地震
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昨夜は0時50分ごろに地震があった。震度は4ぐらいだが、とにかくここ城南町ではいきなり「どん!」とくる。直下型の地震で不意打ちなので狼狽する。まだまだ地震は収まらない。頻度は明らかに減ってきているのだが、みな不安でなんとも落ち着かない。
そんな中だが、家の片づけは続く。朝、中学校の様子を見に行った後は、2階の部屋に散乱した本と雑誌は今日で何とか仕分けを終え、それぞれの行き先別に処分を進めた。文庫本やレポートの類は廃棄。縛ってビニール袋に入れて可燃ごみとして出してしまった。心が痛むが仕方がない。SFマガジンとSFアドベンチャーは年度ごとに縛って一か所にまとめて置いた。これは、天文仲間のT氏に預かってもらうことになっている。何とかもらってくれる人を探しているのだが、なかなかいないのが現状だ。もし誰かもらっていただける人がいれば知らせていただければ嬉しい。SFマガジンは2012年5月号までのほとんどすべてとSFアドベンチャーはほぼ全巻ぞろい。
さて、とにかく家の仕事を終えて、公民館へと出勤。少し雨模様のため、被災ゴミを出すための車で敷地がぬかるんでいる。老人会が備蓄している砂を分けてもらう算段をして、敷地に撒いてならす。その後、昨夜の総代会で動けないとい総代の地区に手分けして回って、住民の現状把握と要望を聞いて回る。
昼食は、何年振りかのカップ麺。結構うまいと感じる。公民館の中の物品を調べ、いらないものは廃棄し大掃除をする。不足分をリストアップして買い出しに出かける。
明日は、地区内で消防団と有志ボランティアによるゴミステーションの整備を行うことになる。トラックが必要だったので天文台仲間のY氏に依頼し2トントラックを持ってきていただくことにする。ところが、なんということか、夕方にゴミ回収のトラックが2台やってきてゴミステーションの一か所のごみを撤去してくれた。これで、明日のごみ回収が格段に楽になった。
公民館は5時ごろに撤収し、帰宅後に犬の散歩。途中でいろいろな人に会うが、とにかくみんなが必死だった。30年近く住んでいるが、こんなに濃密な話をしたことがあったのだろうかと思う。
明日も肉体労働の日。この地震が収束するころには筋肉ムキムキになりそう。動けるものが動かなければ。それにしても、しばらく前に発足した自主防災組織とは何だったんだろうな・・・・・・。
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by astrokcao
| 2016-04-25 21:18
| 地震
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今日は朝から天気が悪くなる予報。そこで、朝食後に急いで「家電」のプレートを印刷・ラミネートして公民館へと急ぐ。犬の散歩と同時進行だ。ガムテープをもっていって、張り付けた。
公民館には自治会の副会長がすでに来ていた。自治会長もやってきたので今後のことについて協議する。私は自治会の会計。その結果、以下の3点が決定された。広報無線でのお知らせ。掲示板での広報。自治会だよりの各戸配布。この中で、自治会だよりの作成と印刷が私の役目。
紙がなくなっていたので「、スーパーへと車を走らせた。車を止めるとスーパーの隣の行きつけの酒屋から声がかかった。仕方なく店内に入ると、どうしたわけか「「田酒」の一升瓶が手の中にあった。酒屋の炊き出しのカレーをごちそうになって、嫁さんの顔を頭に浮かべながら買い物をして帰宅。急いで自治会だよりを作って印刷し、公民館へ行く。
知り合いにいくつかの地区は配布をお願いして、残りの地区を私(会計)と副会長とで配ることにする。一軒づつ回ると、とにかく色々な話を聞くことになり、時間がかかった。自宅の現況を写真に撮ってくれという人もいて大変だった。
結果として、地区の実態がよく分かった。とにかく、地区壊滅の危機にあるということだ。しばらくは、避難所は置いておいて自分の自治会のことを頑張らないといけないと思った。世間的には注目されていないが、大変な状況の人が多い。頑張っていきたい。
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by astrokcao
| 2016-04-23 22:13
| 地震
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今日で、地震発生から一週間が過ぎたことになる。もう一週間なのか、まだ一週間なのか。
とにかく、16日早朝の地震『本震』がすべてを変えてしまった。私の集落は125戸ほどだが、20軒以上はもう住めない状況になってしまった。道も地割れが走り、ブロック塀は倒れ石垣は崩れ、どこから手を付けていいのかわからない状況になってしまった。
幸い鉄筋コンクリートの我が家は被害はなかったのだが、家の中はめちゃくちゃになってしまった。さらに、最後に勤務していた中学校が一時避難所に指定されていて、1000人以上の人が押しかけて大変な状況になってしまった。当然行政では対応ができず、学校に残っていた職員が対応にあたることになった。しかし、16日早朝の地震でほとんどの職員が出勤できない状況となってしまった。
16日の朝、学校に行ってみると20代の職員一人が校門で交通整理をしていた。ほかには誰もいない状況で、夜中のあの震度6の地震を一人で体験し、そのまま避難所を切り盛りしていたのだった。そこで、引き継いで交通整理をしながら運営にも参加していった。とにかく、朝からパンが72個届いただけで後の食料が来ない。幸い、地元の養鶏業者から卵を寄付してもらったので、地元のお寺でゆで卵にしてもらった。何とかこの卵と飲み物で朝食兼昼食を済ませた。しかし、夕食がない!!すると、先ほどのお寺から米があれば炊き出しができるということなので、知り合いに頼んで何とかコメを調達することができた。それ以外にもじゃがいもと玉ねぎもいただいたので、避難所にも呼び掛けて食材を集めて、カレーを作ってもらうことができた。これで何とか、おなかを満たしてもらってこの日は終了。
こうやって、結局自分たちの食料は自分たちで何とか調達するということで乗り切ってきたが、ここ数日で格段に支援物資が増え、何とか苦労しないで済むようになってきた。
そんな中、神戸市役所から職員が派遣されてきた。さすがに阪神大震災を経験してきただけに、その対応能力のすばらしさには感動した。とにかく先読みして動く感度の高さがすごいのだ。どれだけ助かったことか。それ以外にも県外からたくさんの専門スタッフがやってきて支援をしてくれている。これで、なんとか体制を作る仕事に力を入れられるのではないかと思う。とりあえず地元ボランティアとしての役割は終わりつつあるように感じている。
これからは、地元自治会役員として地元復興への取り組みに力を入れていきたい。
とにかく、地震とはこんなにもすごいエネルギーをもつものだとは思ってもみなかった。地震を甘く見ていた自分が、今では本当に馬鹿に思える。余震が来るたびに、思わずドキッとする自分がいる。なかなか心落ち着いて過ごせる時間がないのがつらい。
はやく、星見ができるようになるといいのだが。しかし、地上の騒ぎに関係なく星はきらめいている。きれいな満月を眺めながら、複雑な思いの今夜だ。
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by astrokcao
| 2016-04-22 23:25
| 地震
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