4月29日-30日 C-11ファーストライト
最近晴れの日が続き、空気も乾いている。月もまだ小さいので、絶好の撮影日和だ。清和にでも出かけようかとも思ったが、外出自粛要請が続いている中では、さすがに行きづらい。


その後は、春の銀河まつりと星雲星団巡り。とりあえずの処理を終えたものをいくつか。
M64
M51
撮影してみて分かったことは、とにかくピントがよく変わること。昔C-8でさんざん苦労したことを思い出した。光軸は、カメラをつけてやれば意外と簡単にできるが、工具を使っての調整は難しい。早速、Bob's Knobを注文した。また、望遠鏡を大きく動かすと、ピントも光軸も微妙に変化する。アダプターの方と、鏡の動きの両方が合わさった感じだ。都度合わせ直すしかないので、結構余計な時間がかかってしまう。まだまだ星像が甘いのは、まだ改善の余地が多いということ。先は長い。
そこで、折角購入して設置が終わったばかりのC-11で撮影してみることにした。前日にテストはしてみたのだが、光軸あわせとピント出しに苦戦してしまった。何せファインダーもつけていなかったので、星を最初に入れるところで苦戦してしまった。とりあえず、明るい内にいろいろと準備を進めた。
屋上のパソコンの具合が悪くなって、とうとう起動しなくなったので、予備のミニパソコンを持って上がった。撮像用にはゲーミングノートを持ち上げた。2台で分業する体制だ。とりあえず光軸あわせから進め、まずまずというところで金星を動画で撮影。ASI294MC-PROで撮影したのだが、800*600にクロップしての撮影。直焦点でも2800mmあれば結構写るものだ。さすが、惑星番長の呼び声がかかるだけのことはある。

その後、とりあえず彗星を撮影。2019Y4アトラス彗星はまだ処理が終わらず。というか写っているのかどうかが分からないほど淡い。とりあえず2017T2パンスターズ彗星を処理してみた。まだ光軸あわせが甘いことが分かる。

M13



この日は乾燥していたのでフード無しでもいけたが、やはりフードは必要。ということで、バックヤードプロダクツのFRP製のフードを思案中。いろいろと欲しいものがあるが、優先順位をつけなくては。
導入は、とりあえず写野の中には入ってくるので、まず問題はない。ただ、今回はガイド撮影をしていないので、今後の課題だ。やはり最大1分ではなかなか難しいかもしれない。レデューサーもいくつか試してみたいのだが、今日はさすがに元気がない。次の機会に。
というわけで、とりあえず使えそうなめどが立ってきたのが、この夜の収穫。
by astrokcao
| 2020-04-30 22:17
| 天体写真
|
Comments(0)