ASI294MC-PRO リベンジするも撃沈!
1日夜はあえなく失敗してしまったASI294MC-PROでの撮影。パソコンを元に戻して夕方から撮影準備万端整えておいた。




再処理をしてみた。少し色をおとなしくしてみた。


今回はASI294MC-PROでしっかりと撮影することが目的だ。定番を狙ってみた。
最初はM45。今回はガイドの調子も良くすごく安定している。しかし空はなんだか眠たい感じで、今ひとつの写りだ。とにかく放置しておいて夕食。3分露出で22枚撮影していた。しかし、処理をしてもなかなかこれはうまく行かない。結論としてQBPフィルター+ASI294MC-PROでは青い星雲は写らないということだ。これなら、6Dの方が良かったかなと後悔。

次はM1。これは少し露出不足かもしれない。3分露出を10枚。


その後はM42。これだけ輝度差が大きいと長時間露出は難しい。これも6Dの圧勝だ。しかし、処理によってはこの程度まではできるのかな。3分露出を22枚、1分露出を10枚、15秒露出を10枚、5秒露出を10枚それぞれステライメージでコンポジットした後、PhotoshopCCで合成。


パンスターズ彗星。2分露出を10枚撮影して、メトカーフコンポジットで処理。彗星はそこそこ写る。

最後のクリスマスツリー星雲。暗いので10分露出で撮影。1枚撮ったところで雲が広がり終了。しかし、これはそこそこよく写っている。もう少し空が持ってくれたらなあ。

この日の結論としては、QBPフィルターを入れてASI294MC-PROで撮影するときは、輝度差の少ない赤を中心とした星雲が向いているということ。Gainはすべて300で固定なのだが、もう少し下げて長時間露光というのもありかもしれない。ただ、そこまでやっても6Dで撮影した方が素直にいい絵が撮れるような気がする。さてさて、どうしたもんだろうか。
それにしても画面中央付近にたてに迷光が映り込んでいる。どこから入り込んできた光だろうか?フィルターの反射もあるし、原因探しはまだ続く。
by astrokcao
| 2020-01-03 12:36
| 天体写真
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