天文台の新しい望遠鏡 ついに設置完了!!
熊本県民天文台の望遠鏡はミカゲ光機製のニュートン式41cm反射赤道儀だった。しかし、熊本地震でこの望遠鏡は架台ごとひっくり返り、使用を断念した。ニュートン式反射の宿命として、接眼部が非常に高い位置になって覗くのが大変だったこともあり、カセグレン形式の望遠鏡が良いということになった。そうなると、赤道儀ではなく経緯台式のほうが観望用として適しているという結論に達した。





いろいろと紆余曲折はあったが、資金はライオンズクラブからの熊本地震復興事業からの助成で賄うことができ、望遠鏡は西村製作所のご厚意で作っていただけることになった。発注から一年以上の期間をかけてようやく完成した。
6月12日(火)の朝8時前には西村製作所のトラックがやってきて、クレーンを使っての搬入作業が始まった。望遠鏡と駆動装置の搬入据付はこの日に終わったのだが、それからの設定作業が難航して、試行錯誤の繰り返しの末、ようやく15日(金)午後11時過ぎにすべてが終了した。西村製作所の2人と一緒に記念撮影をしてお開きとなった。
しかし、その後せっかくの晴天なので惑星写真を撮ることになり、結局終了したのは日付が変わって午前1時ごろ。疲れた!!




