【熊本地震】震災日記 その30 & 6月10日・11日の太陽
今日11日(土)は、災害ボランティアセンターでお仕事。先日から、実際に現場に行って作業もしている。かなり依頼件数も減ってきているので、送迎の回数も減り運転だけでは暇をもてあますようになってきたからだ。車でボランティアを送っていって、そのままそこで作業をする。終わったら乗せて帰るということをしている。





11日(土)の太陽 今日は可視光のみの撮影

一件目の今日の作業は、亡くなった母親の家の中から家財道具を運び出すというものだった。行ってみると、一輪車3台で大きなタンスやテーブルなどをかなりの距離運ばなければならないので、皆さん大苦戦の様子だった。とりあえず一輪車を取りにボランティアセンターへ帰った。いろいろと相談して、軽トラックで一輪車を積んで戻ることにした。私は、運営ボランティアなのでセンターの軽トラックを運転しても良いということだ。これでずいぶんと楽に作業が進み、昼前には撤収した。
センターに帰るとすぐに次の現場へと急ぐ。行ってみると、女の子が一人で瓦を土嚢袋に詰めていた。後の二人は室内の整理。とても終わりそうもないので、再びセンターへ行って応援を要請。最終的には10人ほどで作業をして、時間内に終了した。なかなか充実した作業だった。
この日の昼食は「エベレストキッチン」のカレー&ナンのお持ち帰り。お店が被災して、店の前にテントを張っての営業。近いうちに移転して営業再開の予定とか。避難所での炊き出しなど、ずいぶんと協力していただいたので、気持ちばかりのお返しを。センターの4人分とあわせて5人分を購入。おいしかった!
その後、天文台へ移動して、2ヶ月ぶりの運営委員会。4月9日(土)に行ったときは、総会の準備や役割分担について話し合った。その1週間後にこの熊本地震が起こるなんて予想もしていなかった。ましてや、41cm反射望遠鏡が倒れて使用不能になるなんて・・・。
今回の運営委員会では、望遠鏡の再建策について話し合った。結論は、望遠鏡メーカーから申し出のあった望遠鏡の無料貸し出しを、ありがたく使わせてもらうことでとりあえず再開する。その後、しばらく検討をして今後の望遠鏡更新について結論を出すというものだった。現在の望遠鏡は、メーカーに預かっていただくことにする。また、一般公開は7月2日(土)から再開し、しばらくは屋外で移動用の望遠鏡を出して行うことにする。また、当分の間、毎週土曜日のみの公開とすることにも決まった。
その後、天文台敷地の草刈りを終えて帰宅。犬の散歩をして、夜は家で宴会。明日のボランティア活動はお休み。
10日(金)の太陽






by astrokcao
| 2016-06-12 12:38
| 太陽写真
|
Comments(1)

こんにちは。
井手@松橋熊本です。
わたしも震災瓦礫をネコ(現場用一輪車)に載せて自治体
廃棄場所に移動中に、みかねたご近所さんが車を出して
くださり、ピストン輸送して午前中で片付きました
(4月終わりの話です)。
可能であれば軽トラがベターです。軽ダンプであれば
ベストです。欲張って積み込むと、今度は軽トラから
降ろすのがこれまた一苦労です(笑)
落下した瓦も見た目少ないように見えますが集めてみると
結構な重量になるもんですね。
それから被災者の皆さんは遠慮されているようで、
無理して一人で瓦礫撤去しているように思えます。
わたしもそうでしたから・・・・。
天文台再建も出来ればいいですね。
今後の安全性を鑑みると移動式望遠鏡がいいかも
しれませんね。
井手@松橋熊本です。
わたしも震災瓦礫をネコ(現場用一輪車)に載せて自治体
廃棄場所に移動中に、みかねたご近所さんが車を出して
くださり、ピストン輸送して午前中で片付きました
(4月終わりの話です)。
可能であれば軽トラがベターです。軽ダンプであれば
ベストです。欲張って積み込むと、今度は軽トラから
降ろすのがこれまた一苦労です(笑)
落下した瓦も見た目少ないように見えますが集めてみると
結構な重量になるもんですね。
それから被災者の皆さんは遠慮されているようで、
無理して一人で瓦礫撤去しているように思えます。
わたしもそうでしたから・・・・。
天文台再建も出来ればいいですね。
今後の安全性を鑑みると移動式望遠鏡がいいかも
しれませんね。
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