【熊本地震】震災日記 その22 ＆ ５月23日の太陽

　今日は、公民館での被災ゴミを運び出す日だった。昨日、22日（日）で公民館での被災ゴミの受け付けを終了した。とりあえず、約1ヶ月間受け入れてきたが、市のゴミ回収が軌道に乗り出したので終了することとなった。

　今日は、熊本市東部クリーンセンターから２人、三重県津市・三重県いなべ市・広島県呉市からパワーパッカーがやって来ての回収だった。

　昼食時にいろいろとお話を伺うと、いなべ市からは高速で１２時間かかったとか。津市の皆さんは東部クリーンセンターの会議室にブルーシートを敷いて布団を敷いて寝ているとの話。昼食は自前で買いに行くのだそうだ。１週間交代で４回の予定。前回の回収では、広島のパワーパッカーだったので、全国からたくさんの支援が入っていることが分かる。

　一緒にがれきの積み込みを行い、１３時半頃には終了した。あれだけたくさんのゴミがあったのだが、何度も搬出してもらい、本当にきれいになった。最後にしっかりと握手をして分かれた。感謝！感謝！

昼食前に公民館の近所を自転車で回ってみると、畑から雄のキジが飛び出してきた。ずっと周りで鳴いていたキジだ。今は恋の季節で、あちこちでキジの鳴き声や姿を見かける。





仮設住宅の建設も急ピッチで進んでいる。しかし、熊本市全体でここ城南町の９６戸だけしか着工していないとは･･･！

今日の太陽は、相変わらず大きな黒点が見える。昨日のダークフィラメントもまだ見えている。プロミネンスも見えているのだが、なんだか霞んだ空で今ひとつの写りだった。