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【熊本地震】今の状況 その2

 今日で、地震発生から一週間が過ぎたことになる。もう一週間なのか、まだ一週間なのか。

 とにかく、16日早朝の地震『本震』がすべてを変えてしまった。私の集落は125戸ほどだが、20軒以上はもう住めない状況になってしまった。道も地割れが走り、ブロック塀は倒れ石垣は崩れ、どこから手を付けていいのかわからない状況になってしまった。

 幸い鉄筋コンクリートの我が家は被害はなかったのだが、家の中はめちゃくちゃになってしまった。さらに、最後に勤務していた中学校が一時避難所に指定されていて、1000人以上の人が押しかけて大変な状況になってしまった。当然行政では対応ができず、学校に残っていた職員が対応にあたることになった。しかし、16日早朝の地震でほとんどの職員が出勤できない状況となってしまった。

 16日の朝、学校に行ってみると20代の職員一人が校門で交通整理をしていた。ほかには誰もいない状況で、夜中のあの震度6の地震を一人で体験し、そのまま避難所を切り盛りしていたのだった。そこで、引き継いで交通整理をしながら運営にも参加していった。とにかく、朝からパンが72個届いただけで後の食料が来ない。幸い、地元の養鶏業者から卵を寄付してもらったので、地元のお寺でゆで卵にしてもらった。何とかこの卵と飲み物で朝食兼昼食を済ませた。しかし、夕食がない!!すると、先ほどのお寺から米があれば炊き出しができるということなので、知り合いに頼んで何とかコメを調達することができた。それ以外にもじゃがいもと玉ねぎもいただいたので、避難所にも呼び掛けて食材を集めて、カレーを作ってもらうことができた。これで何とか、おなかを満たしてもらってこの日は終了。

 こうやって、結局自分たちの食料は自分たちで何とか調達するということで乗り切ってきたが、ここ数日で格段に支援物資が増え、何とか苦労しないで済むようになってきた。

 そんな中、神戸市役所から職員が派遣されてきた。さすがに阪神大震災を経験してきただけに、その対応能力のすばらしさには感動した。とにかく先読みして動く感度の高さがすごいのだ。どれだけ助かったことか。それ以外にも県外からたくさんの専門スタッフがやってきて支援をしてくれている。これで、なんとか体制を作る仕事に力を入れられるのではないかと思う。とりあえず地元ボランティアとしての役割は終わりつつあるように感じている。

 これからは、地元自治会役員として地元復興への取り組みに力を入れていきたい。

 とにかく、地震とはこんなにもすごいエネルギーをもつものだとは思ってもみなかった。地震を甘く見ていた自分が、今では本当に馬鹿に思える。余震が来るたびに、思わずドキッとする自分がいる。なかなか心落ち着いて過ごせる時間がないのがつらい。

 はやく、星見ができるようになるといいのだが。しかし、地上の騒ぎに関係なく星はきらめいている。きれいな満月を眺めながら、複雑な思いの今夜だ。

by astrokcao | 2016-04-22 23:25 | 地震 | Comments(0)