LUNT LS50THa 撮影システム
今日は完璧に曇ってしまって、太陽は見えない。そこで、いろいろと機材の整備を行った。ガイド関係の見直しとファインダーを3cmにダウングレードしたのだ。ファインダーは最初に基準星を入れるときにしか使わないので、5cmは大きすぎた。バランスが崩れるので3cmにダウングレードした。ガイド鏡は初期不良ということで交換していただけることになった。今年1月に購入したのだが、この素晴らしい対応には感謝している。星像が点にならないというのは、ちょっと困ってしまうので助かった。

もれなくついてくる猫も。ケーブルにすりすりするのはやめて下さい!! 断熱ブロックの上に三脚の足を載せる印をつけておいたので、追尾もほぼ問題なし。夜に北極星で極軸あわせを行った。
レンズ側から見ると 
拡大してみると 
問題の接眼部 
10mmのアイピースをつけ、Tねじ部分にアダプターを取り付けて拡大撮影をしている。カメラが軽量なので無理がない。シーイングが良ければかなり写る。
しかし、この部分がぐらぐらで、ガタが多くて困ってしまう。ヘリコイド内部の逆ねじ部分の公差が大きすぎてゆるゆるなのが原因だと思う。すごく堅いグリスでも詰めないと軽減できそうにない。取り付け部分のねじが40mmなので、なかなか適合するヘリコイドが調達できないのが困りものだ。
太陽導入用ファインダー 
ソルサーチャーもいいんだけれども、5,000円以上するのはちょっと許せないかも。そこで、手持ちの水道用の塩ビ管にカメラのフィルターケースの底板を貼り付け、反対側にはアルミテープを貼って中心に小さな穴を開けて完成。パイプの側面に4カ所穴を開けてねじで固定した。すべて手持ちのがらくた箱から引っ張り出したのでただで完成。しかし、導入はすごく簡単になった。中央に太陽の光点が来れば、10mmの視野に入ってくる。これで十分かも。しかも、取っ手代わりになるので一石二鳥かもなんて密かに自慢している。
さて、今日はいつもの撮影スタイルを紹介したい。LUNT LS50THaをビクセンSP赤道儀に載せて、QHY5L-Ⅱで撮影するのが中心だ。電源は観測小屋のAC-DC電源からひっぱてきている。屋上に上がるときはノートパソコンと鏡筒の入ったケースだけを持って行く。赤道儀やカメラ、椅子などは屋上観測小屋の中に置いてあるので、すごく楽に観測できている。しかし、冬になったら屋上は寒そうだな。
最初は撮影システム全景


人が動くと猫も動く!めんどくさいがそこがまたかわいい。



by astrokcao
| 2015-09-30 12:26
| 機材
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