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お手軽天体写真

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8月20日の太陽&新経緯台(SE-AT100N)導入

あまりの暑さに、何とか室内で撮影できないかと考えて、自動経緯台を購入してみた。とにかく太陽専用だから天体でアライメントをとらなくてもいいことが条件だ。いろいろと考えたが、結局ケンコーのSE-AT100Nというおもちゃのような機械を買ってみた。鏡筒はびっくりするような軽さで、本当におもちゃのようだ。10cmF4.5という光学系だが、どんな見え方をするのか分からない。

とりあえず、経緯台だけを使ってみる。
東向きの窓のところに設置。結構大きい。
8月20日の太陽&新経緯台(SE-AT100N)導入_e0174091_11292430.jpg
本体はエンプラでできている。金属はほとんど無い。

8月20日の太陽&新経緯台(SE-AT100N)導入_e0174091_11301532.jpg

最初に水平を出してから、真北にあわせる。偏角も考慮して結構一生懸命あわせてみた。
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次は、緯度を合わせる。これで、天の北極の方向をほぼ決めることができるということだ。
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高度クランプ
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2と3のボタンを同時に押すとセットアップ完了。後はエンコーダー内蔵なので、フリークランプでも大丈夫ということなのだが・・・
8月20日の太陽&新経緯台(SE-AT100N)導入_e0174091_11304343.jpg

1~5のボタンを押すとスピードが変わる。5が最高速。1は本当に微動。しかし、かなりのバックラッシュがある。微妙ではある。

今回は可視光を久しぶりにPico8で撮ってみた。なかなかピントが分からないので、シャープさに欠けるのだがこの経緯台との相性は抜群だ。しばらく試行錯誤の日々だろうな。

今日の太陽は、大きなプロミネンスもなく拡大撮影はなし。しかし、経緯台だと太陽面の向きをきちんとあわせるのが微妙かも。

8月20日の太陽&新経緯台(SE-AT100N)導入_e0174091_11383957.jpg
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by astrokcao | 2016-08-20 11:39 | 太陽写真 | Comments(4)
Commented by ほうき星 at 2016-08-20 17:21 x
自動導入経緯台、私はNexstar90GTの架台を使ってます。画像の方位合わせについては、SOHOの黒点画像(http://sohowww.nascom.nasa.gov/data/realtime/hmi_igr/512/)を重ねて合わせていますが、無黒点になるとお手上げなので、紫外線画像EIT284(http://sohowww.nascom.nasa.gov/data/realtime/eit_284/512/)でプロミネンスの影をあわせるようにしています。
Commented by astrokcao at 2016-08-21 15:29
> ほうき星さん
ほうき星さん、コメントありがとうございます。
今日のようにほとんど無黒点になると、本当にお手上げです。紫外線画像ですか!試してみます。ただ、可視光の画像ではなかなか難しくありませんか?
Commented by ほうき星 at 2016-08-22 18:58 x
いちばん合わせやすいのは可視光の黒点画像ですが、今回のような無黒点だと完全にお手上げです。紫外線画像の内部コロナの中に、プロミネンスの影が黒く出ていることが多いので重宝しています。
Commented by astrokcao at 2016-08-23 17:33
> ほうき星さん
白斑の模様にあわせて何とかあわせようと努力しています。今日は(23日)黒点が出てきましたね。

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